Mステでけいおん映画ソングランクイン

なに?態度軟化したの?w 一応録画しましたが、映像は2chから頂きましたw
Singing!4位、Unmei5位と、まあほぼオリコンと同じランキングでしたw
 
sing.jpg unmei_20111209234351.jpg
映画の映像まで使ってくれたみたいですね。マスコミでの受け止め方が変わったのかな?

まあ、なにはともあれ、こうしていろんなメディアにけいおんが登場した一週間を締めくくるネタでした
めでたし!w

テーマ : けいおん!
ジャンル : アニメ・コミック

またシネマトゥデイで監督インタビュー

ていうかここんとこ毎日シネマトゥデイで監督のインタビューを掲載しているので、もう毎日チェックしたほうがいいと思いますw
 
cinemato.jpg
関わってよかったと思わないスタッフはいないと思います!

まあ、読んだほうが早いのですが、気になったところをひとつピックアップ
 
映画化発表直後には声優の真田アサミがツイッターで「知らなかったよー」とつぶやいたことも話題になったが、そのことについては「あれは、まだどういう話になるのかわからなかったので、キャストさんは放課後ティータイムのメンバー役の5人にしか伝えていなかったんです」と裏エピソードを明かした
 
これはなんか事情がわかってほっとしましたね。なるほどそういうことだったわけか
でもまあ、どういう話になったとしてもさわちゃんが出演しない、はなかったと思いますけどねw
さわちゃんは自分らの世代が感情移入できるキャラなので、絶対に出して欲しいです!w

テーマ : けいおん!
ジャンル : アニメ・コミック

はなまるマーケット進出!日笠陽子よどこへゆく!w(・ωく)

日笠陽子さんが今日のはなまるマーケットに進出しました
例の「てへぺろ受賞」ネタで!

TEHEPERO_20111209230001.jpg
画像は2chから…あんたって人は…!w

嗚呼、日笠陽子よどこへ行く!!www
いやもうホントこの人…あれだ、次は実写映画出るべきだよ。寿さんみたいに!ドンドン芸歴広げていったほうがいいよ!いけるよ!w

ていうか、これ本当に嬉しいですね。彼女が認知された背景には間違いなくけいおん!のヒットがあると思うんですよ。もしけいおんがヒットしてなかったら、「てへぺろ」は「はんにゃの金田さんの持ちネタで…」とかマスコミにしゃーしゃーと紹介されてたと思います。本当になんか…なにが幸いするかわからないっていうか。本当にオリジナルの日笠さんがきっちり評価されてるのは気持ちいいし嬉しいですね!
しかしやっぱ言いたい…

本当にこの人どこに向かってるんだぁああ!!www

テーマ : けいおん!
ジャンル : アニメ・コミック

【映画読解】映画「けいおん!」感想と読解。第三稿w

12回みました。4枚目のフィルムは地下鉄で靴ズレを明かすあずにゃんのバストショットでした

で、今日は前回の錯誤を訂正すると共に、ちょっとまた別のものすごい発見があったのでそのへんの記事です。ただ、今回のネタがわかってから、もう自分はだんだんこの映画怖くなって来ましたw

けいおんという作品は、ものの見えぬ評論家は日常系という乱暴なくくりをしますが、その実、ドキュメンタリーの手法で唯たちの生活を魅せる作品です。でもそれも表面的なもので、そのドキュメンタリーは本当のドキュメントではなく、あくまで監督の作為、意図的に作られた「ドキュメンタリー風の作為(ドラマ)」なのです
自分がこの一連の記事で描いていること、知りたいと思っていることは、この一見ドキュメンタリー風の作品の中にどういう作為、意図が込められているかであって、つまり読解なわけです
ここまでそれをやっていて…自分はようやく山田監督の「唯たちが自然なようにみせることに苦労した」という言葉の意味がわかった気がします。この作品は、唯も含め全てのキャラクターのアクション、あるいは挿入されるカット、そうした演出の一つ一つに至るまで不自然な作為なのです。それは表面の意味と裏の意味を持っている。監督が描きたいのは裏の意味。でもそれを自然なように、表面の意味=ドキュメントであるかのように見せる。まさに、そこにこそ監督は腐心したのだと思います

だから改めて言いたいのですが、けいおんは何も無い作品だという評論家は、はっきりいって論外です。評論家の看板を下ろすべきだ
もちろん、けいおんはそういう人も見て楽しめる作品ですが、読み始めるとどこどこまでも底が知れない恐ろしい作品でもある。素人はまだしも、評論家であるならば、掘り下げたところまで知った上で論じてもらいたい。この作品に対して無礼です。本当にそう思います

ということで、今回の気づき。論考です。今回は小見出しを出して読みやすくしてみます

■ 前回の訂正その1)「天使にふれたよ!」の回想シーン

更に見返してみて、先輩たちの服装が全てのシーンで微妙に違うことを確認しました
律の部屋で歌詞を練習するシーン、土手で練習するシーン、橋の欄干から唯が「仲間だから」を叫ぶシーン、学校の下駄箱で2年生組をのぞくシーン、唯の部屋で平沢チキン相手に練習するシーン、そして橋の上で梓に唯が手を振るシーン。全部服装が違います。だから、ケーキをあげる話は一連ではないですね。下駄箱のシーンと部室のシーンだけが一連です。多分

で、ロンドン旅行と同じコートを着ているのが、土手で練習するシーン、橋の欄干から唯が「仲間だから」を叫ぶシーン、そして橋の上で梓に唯が手を振るシーンです。でも、コートの下の服、アンダーが微妙に違います
キービジュアルと一致するのはラスト。ですから大意においては前回の考察で正しいので、やはり改めて、あの最後の、橋の上で梓がロンドン旅行の服装の先輩たちを見つけて、唯が手を振って呼び、梓がそのもとへかけていく、というビジュアルは、実際のことかも知れないけどおそらくイメージ映像的なもので、天使にふれたよ!を通じて、過去と現在の先輩と梓がともにある、ディスコミュニケーションが解消され心が通じ合った、絆が結ばれた、という意味でいいのだと思います(やっぱりこれみてて泣きましたがw)

ただ、今日はこのシーンと双璧になる恐ろしい発見をしてしまいましたw
それについては後ほど

■ 前回の訂正その2)「鳥」と「飛行機雲」

今回は更に詳細に見て見ました。再確認したところ、10カ所のシーンがあります
そして、鳥もあわせてみます

1)ゴミ捨て。唯が「先輩らしいことをしたい」といった後の雲
2)部室。「今までにないスケールの大きな曲ってことだよ!!」の後。濃淡2つの雲がクロスする
3)川上さんからのメール「詳しいことは携帯でメールするってさ」の後の雲【2羽の鳥】
4)プラグを唯から奪ってさわ子が刺した場面、転んだ唯のバックの雲(一瞬出る)
5)ロンドンライブで唯がビックベンの時計を見たシーンの後、唯なめ雲
6)ロンドンライブが終わるときの4筋の雲【4羽の鳥】
7)屋上。風が吹いた後唯が見上げる雲【1羽鳥】
8)屋上の4人と梓が見上げる雲【1羽の鳥】(7の雲と同じ雲)
9)窓越しに梓が見上げている窓ガラスに映る雲(8の雲の鏡写し)
10)唯が指で三角形を作って見上げる雲(9と同じ角度)

で、飛行機雲なんですが…自分が見落としていた事実がひとつあります
びっくりするぐらい馬鹿馬鹿しい事実です

飛行機雲は飛行機が作る

という。そりゃそうだ!でも気づかなかったんだよ!www
(※ちなみに、1)と5)の直前に、飛行機の音が入ります)
そしてもう一つの事実

飛行機にも「翼」がある

これはわかっていたのですが、でも前回の時点では、ロンドン旅行が過去行きであるということにとらわれたあまり、飛行機の翼をどう解釈したらいいのかわかりませんでした。でも今はちょっと違う解釈ができました

改めて、ロンドン旅行が過去への旅行であることは最初の考察でわかってることですが、では飛行機とは過去にのみ行くものでしょうか? 出発前の唯のセリフに「過去とか未来にいけちゃったり」というのがありました。つまり、飛行機は過去に行くだけではなく、唯たちを現在にまで連れてくる(過去から見れば未来へ運ぶ)ことができる「翼」ですね

ということは、飛行機雲には2つの意味があるはずです
「現在から出発して過去へ行く飛行機雲。過去の軌跡、過去の思い出を象徴する飛行機雲」
「過去から出発して現在、未来へ行く飛行機雲。現在や未来の行く末を象徴する飛行機雲」
この二種類の雲をどう見分けるか? 自分が目をつけたのは「鳥」です

屋上のシーンの唯。「私達に翼をくれたのはあずにゃん」というセリフがあります。そこにフィーチャーされているのは鳥です。つまり、鳥の翼は可能性の翼だということができますし、そういう鳥の翼はおそらく、未来に羽ばたく翼を象徴しているのだと思います

すると、上の10の飛行機雲はこうなります

1)ゴミ捨て。唯が「先輩らしいことをしたい」といった後の雲→過去
2)部室。「今までにないスケールの大きな曲ってことだよ!!」の後。濃淡2つの雲がクロスする→過去
3)川上さんからのメール「詳しいことは携帯でメールするってさ」の後の雲【2羽の鳥】→未来
4)プラグを唯から奪ってさわ子が刺した場面、転んだ唯のバックの雲(一瞬出る)→過去
5)ロンドンライブで唯がビックベンの時計を見たシーンの後、唯なめ雲→過去
6)ロンドンライブが終わるときの4筋の雲【4羽の鳥】→未来
7)屋上。風が吹いた後唯が見上げる雲【1羽鳥】→未来
8)屋上の4人と梓が見上げる雲【1羽の鳥】(7の雲と同じ雲)→未来
9)窓越しに梓が見上げている窓ガラスに映る雲(8の雲の鏡写し)→過去
10)唯が指で三角形を作って見上げる雲(9と同じ角度)→過去

どうでしょう。奇妙に整合してます

総覧すると、唯たちが梓のことを思うシーンはすべて過去とつながっています
唯たちがロンドンでライブをやる関係のシーンは過去と未来が入り交じっています
屋上のシーンは未来につながっていて、梓と唯が物思いにふけるシーンは、過去とつながっています

ただ自分は、2)の雲っていうのは、多分、過去と未来が交差してるという理解のほうが正しい気がするのです。あのシーンは唯たちが梓のための曲を作ることを決めるシーンであって、その歌は梓の翼になるものです。ということはそれは未来に向かっている。過去と未来が交差する雲と理解したほうが物語の筋には適合するように思えます

4)は、ステージで唯がコードですっ転ぶのが過去の出来事と重なるということ、
5)は、ライブを続けたいという唯の気持ちなんじゃないかと思います

また、気になる鳥の数なのですが、6)は間違いなく先輩たち4人の卒業へ羽ばたく姿をフィーチャーするものだと思います。8)は先輩たちにとっての翼である梓を象徴する鳥でしょう
問題は3)なんですが、この2羽の鳥、やはり唯と梓を投影したくなるのですが、あるいはこれが2度目の学校外でのステージライブという意味なのかも。ここはちょっとなぜ2羽なのか、まだ考察が必要です

あと、この9)10)については前回考察したとおりで自分の理解は変わっていないのですが、これを補完するものとして、ロンドン旅行でのチェックアウトのエレベーターのシーンの合わせ鏡の唯と梓を指摘しておきます。あのシーンに「唯」と「梓」にだけ「(逆向きに)写る」という意味がフィーチャーされてます。多分あれが、9)10)につながるシーンの伏線だと思います

で、するとですね。映画のラストシーン
可能性の翼を持っている唯が「(飛行機のように)翼を広げて」梓の元へ駆けていく
この姿はもう、唯が過去も未来も梓や和と一緒にいる、ということの意味に他ならないように思います

■ 今回の発見その1)「回る」と「過去」と「未来」

はい。ここからが今回の本題です

タイトルを見てピピっときた人はスゴイですw
もうわかってる人はどうぞおっしゃってください「私もそう思ってたわよ」「私もとっくに気がついてたぞ」www

ここまで、ロンドン飛行機雲が過去や未来の寓意だという話をしてましたが、今回は、もう一つの、実はもっとわかりやすく、過去と未来を象徴してる要素を今頃発見しました
ああ本当に今頃っ!!www

「回る」です

これは本当に莫大な情報が劇中にあります
自分はこれに11回目の視聴で気が付き、12回目は徹底して「回る」シーンをチェックしました。すると恐るべき監督の計算が浮かび上がりました。まじこわいです!
自分の思考の順を追って話していきます

自分が気がついたことはやはりあの飛行機のシーンの唯のセリフ
逆回りすると時間が戻るの?」
「ずっと逆回りしてたら過去へいっちゃう?」

そう。「逆に回る」という行為は過去とつながるのです
でも、その逆に回ったら? そう、未来に向かうのです
じゃあ、どの向きが過去への回転で、どっちが未来への回転?
地球の自転方向を考えればいいのか?

いやもっと単純なアイテムが、実は作中に莫大に登場してます
そう…アナログの時計!
学校の時計、ビックベン、唯の部屋の時計、ロンドン市街の時計…
およそ時計のでないシーンはない!
時計はくどいほど出る!くどいほど出て回ってる。一つは逆向きに回ってる
しかも、ロンドンライブのビックベンの時計の前には「鳥」が飛んでいる!!!!

じゃあ、回るシーンはなにがあったでしょう?

・ヒースローのベルトコンベア
・回転寿司
・ロンドン・アイ

まあこのくらいなら誰でも気がつく…自分が気がついてゾッとしたのは

・2泊目の、唯と梓の追いかけっこ

時計と逆向きの追いかけっこ!
過去に遡る追いかけっこだという寓意!!

みなさん、これわかってました? 自分、今頃気づいたんですけど…
マジお前の目は節穴か!ってレベルですよwww

さらにいうと、一泊目の時、律たちの部屋で先輩たちは何をしていたでしょうか?
そう、高校の制服を着ていた!!
つまり実は律たちの部屋とは、「過去」を象徴する部屋なんです
もっと言えば、あの部屋にいる3人は軽音部の創設メンバーである律、澪、ムギ。つまり、過去の軽音部そのものです。梓はその過去の部屋に唯を探しに行くのです

このシーンは第一稿で書いた、卒業旅行同行を迷う梓のためらいとつながっています
梓は過去を先輩たちと共有していないがゆえに、卒業旅行をためらっていた
この映画の冒頭でも、あのDDごっこは先輩たちだけの空間、先輩たちだけの遊びなんです。あのシーンで梓がハブられているからこそ、梓には「先輩たちの時間」に入ることに抵抗があったのです

また、だからこそあのお菓子拾いも、梓は「今度こそ道しるべ」と言うんです
なにが「今度こそ」なのか?って思いませんでしたか? ”今度こそ”っていうことは、前回のもの=つまりゴミ拾いは道しるべではなかったってことです。え?先輩のところにたどり着いたのになんで道しるべじゃなかったの?って思いませんか?

でももうわかりますよね。そう。ゴミ拾いをして先輩たちのもとについた時、梓は「内緒ごと」で「先輩たちの世界」に入ることを「拒絶されてしまった」からです。DDごっこの時と同じです。だから前回のゴミ拾いは道しるべではなかった。でも、お菓子拾いは先輩たちの過去、先輩たちの世界に入ることができた、まさしく道しるべなんです!

…ねえ、寝ぼけていった無意味なセリフだと思ったでしょう?
あれダブルミーニング。監督の作為なんですよ…
今回、どうして冒頭にあんな文章を書いたか、なんとなくわかっていただけたでしょうか?

過去の部屋で、追いかけっこをする唯が梓を捕まえる

そしてあの時、律たちの部屋で=過去の部屋で梓を見つけた唯がいったセリフ
覚えていますか?

「大変だよあずにゃん!
 あずにゃんがいないんだよ!
 …いるじゃん!」
つまり、過去に梓はいない…いいや、いるんですよ!!

あの追いかけっこのシーンで、梓の「先輩たちの過去に自分はいない」というコンプレックスは解消され、梓は先輩たちの過去に受容されるんです

だから三泊目の夜は、梓も一緒にあの過去の部屋にいるのです!!!

そしてこれは多分、ラストの橋の欄干で、今度は未来で唯が梓(と和)に追いつくシーンの対なんですよ!

どうよ!!!

…ねえ、唯のいつものおどけたセリフだと思ったでしょう?
あれダブルミーニング。監督の作為なんですよ…
今回、どうして冒頭にあんな文章を書いたか、なんとなくわかっていただけたでしょうか?

自分はここまで全然気が付かなかった!!
もう本当にバカ!!!!
俺の目節穴というほかはない…

さらにいうと、あの最初のティータイム「開かないバウムクーヘン」の意味も見えてきます
バウムクーヘンが象徴するのは「年輪」すなわち過去の蓄積。つまり先輩たちの時間。梓にはない時間。その封印がなかなか解かれない。といういうことかなという
その封を切るためのハサミを梓が出すというのも暗示的です。ですがそれを解くのは先輩であるムギなんですね

これが今回の大きな気づきですが、話を戻しましょう

まだまだあるんです。「回る」は
以下に気づいた限りで全部書きだしてみます
そしてそれが時計回り(未来向き)か、反時計回り(過去行き)かも合わせて書いてみます

いいですかこれ。あまりにも合っててゾッとしますよw

1)ベルトコンベア=反時計回り=過去=ロンドンは過去への旅
2)回転寿司=職人中心にして時計回り=未来=ライブは未来につながる
3)寿司屋の回転する蘭鋳=時計回り=未来=ライブは未来につながる
4)ロンドン・アイ=反時計回り=ロンドンは過去への旅
5)唯と梓の追いかけっこ=反時計回り=梓が先輩たちの過去に受容される
8)スーパーのシーンのワゴンのタイヤ(ライブを検討する会話のシーン)=時計回りで猛回転=未来への急激な加速
9)ロンドンライブ中にロンドン・アイが逆写しになるカメラアングル=時計回り=ライブは未来へつながる
10)ロンドンライブ直後の4羽の鳥が飛ぶ4筋の飛行機雲の横のロンドン・アイ=反時計回り=過去につながる
11)卒業ライブ当日の職員室。ぐるぐるまわるさわ子時計回り=卒業という未来、またライブは未来へつながる
12)回想のさわ子のウインドミル=反時計回り=過去への執着?
13)卒業ライブの唯のウインドミル(1回転)=時計回り=卒業という未来、ライブは未来へつながる
14)コサージュを作る梓の机の上のリボン=時計回り=未来へ行く先輩へのコサージュ

総覧すると、唯たちが梓のことを思うシーンはすべて過去とつながっています
唯たちがロンドンでライブをやる関係のシーンは過去と未来が入り交じっています
屋上のシーンは未来につながっていて、梓と唯が物思いにふけるシーンは、過去とつながっています

ただ気になるのは10)ですね。これは過去(反時計回り)と未来(鳥)が同時に存在している。やっぱりあのライブっていうのは過去と未来が混在した空間で、そこには何がしかの意図があるんだと思います。自分は次回以降この辺を整理してみたいと思います

また、第一稿のとき、自分はさわ子の「なぜかものすごくしかられた」についてこう書きました

これは深読みですが、もしかしたらそれこそが、堀込先生の言った、さわちゃんたちに比べれば「かわいいもの」だったのかも。単にそれは音楽性の違いということではなくて、さわちゃんは多分、唯たちのように"終われなかった"んじゃないか。だから「なぜかものすごく怒られた」んじゃないのかなとも思うんですが…

これが12)13)によって裏付けられた気がします。さわちゃんの卒業ライブは過去を思ったライブだった。唯の卒業ライブは未来に向かうライブだった。そういうことだと思います

…ねえ、ステージから降りて唯が背中向けたのって演出だと思ったでしょう?
あれダブルミーニング。監督の作為なんですよ…
今回、どうして冒頭にあんな文章を書いたか、なんとなくわかっていただけたでしょうか?

で、あれ?6)と7)は?って思うと思うんですがこのふたつはこれです

6)リサイクリングオンリー
7)川上さんの受付にあるリユースカップの広告

共にこれもぐるぐる回るものです。6)リサイクリングオンリーのシーンは唯が梓への曲を考えているシーンで、それは過去から未来にリサイクリングすべきものだということを暗示しています。つまり「いつもの自分たちの曲でいい」という暗喩でしょう
7)リユースカップの広告にはこうあります「捨てない。持ち帰らない」。これは唯たちがいる過去に何も捨てていかない。かといって過去のものを引きずらない。そういう意味だと思います

で。さらに実はもう一つ大きな気づき
派手に回ってるもの、ありましたよね?w

0)オープニング=時計回り=未来へ向かう話!!!

というわけで次回は「回ってる~♪」に注目して見ることをお勧めしますw

■ 今回の発見その2)時のない部屋

今回のもう一つ大きな発見は、作中に登場する、時のない部屋です
「時がない」とはどういうことかというと、時を象徴する「時計」が無いということです

ここまで見てきたように、今回の映画は「過去」「未来」というものが大きなファクターとしてあります
ですが、この「時のない部屋」で行われることは、過去にも現在にも未来にもあること、と解釈されるべきでしょう

そして劇中には、時がないふたつの印象的な空間、部屋があります
正確には、そのひとつは作為的に「時が消されて」います

ひとつはわかると思います。「部室」です
部室で過ごす時間は時がない。過去にも現在にも未来にもアクセスしている

もう一つ。これがすごい。本気ですごいです。っていうか怖いです

唯の部屋

「え? 唯の部屋、ベッドの枕元に時計あるじゃん!」
そう思ったあなた。山田監督の心理的陥穽に落ちてます
これはある場面だけ、あの時計が消されているんです

卒業式前夜の唯と憂の会話のシーンです!!

マジでゾッとしました…消えてます。確認して下さい
あのシーンに唯の枕元に時計は
あ り ま せ ん 

そしてあのシーンの会話、なんだったでしょうか?

唯「ありがとね。私、ちゃんと卒業できるよ」
憂「お姉ちゃん…」

そして

唯「大学生になっても、みんなとお茶できるかな?」
憂「それは…出来ると思うよ」
唯「よかったぁ…」

これらは時のない空間での会話です。つまりこのことは時を超えて普遍だということです
つまり、唯はこれからも「卒業」という瞬間を何度も迎えるであろうこと、その時、憂は唯と共にあるだろうこと、そしてみんなとお茶をする時間は時を超えて普遍だということ。そういう意味だと思います
自分はこのシーンに、監督のものすごい愛情を感じました…

ちなみに卒業式の朝、唯の部屋の枕元に時計は復活しています
ぜひ確認してください

■ 今回の発見その3)ロゼッタストーン

これはささやかな気づきなのですが、自分はあのロゼッタストーンの持つ意味がイマイチわからなかったというか、腑に落ちない部分があったんです

なんで卒業ライブにあの石もってくるかな?っていうw

ロゼッタストーンは翻訳のために作られた石ですが、この過去と未来を行き来する作品においては、「過去の情報を未来に伝えるもの」という理解のほうがおそらく適切だろうと思います

じゃあライブに持ってきたロゼッタストーンってなんなのか
自分は今回あれを見て、その直前に姫子と和がやっていることと同じじゃないかと思いました。つまりあのロゼッタストーンって、「カメラ」なんじゃないのかな?という
あの卒業ライブをそこに焼き付けるために、そういう呪術的な願いを込めて、オカルト研の二人はロゼッタストーンをライブに持ってきたんじゃないかな?と思いました。そう思ってみると、唯たちの音楽をまるで石面に焼き付けるように置いてみているんですよw

これが正しい解釈なのかどうかは確証も自信もありません
ロゼッタストーンはレプリカだというのも、あるいは何がしかの寓意なのかも。まあ、愛がこもってるのは確かなようですがw

■ あとこまごまとしたこと

・「ロールキャベツ」

時の循環という意味では、憂が用意する夜食で5つの「ロール」キャベツがしつこく出てくるのも暗示的です。5は軽音部の5人に通じる数字ですしね

・「宇宙と交信」
これは2度出てくる言葉。一度目はオカルト研。二度目は純がいう。オカルト研は「屋上」という。屋上というとあのシーンになるわけですが、別に宇宙と交信はしてない。ただはるかな未来は見ている(未来とは交信してる?)ように思います。「宇宙」というものがネッシーのように単に「ワンダー」を意味するのか、それとも別の意味があるのか、しばらく見返してみようと思います。ただ、あの天ふれの最後のシーンが星空なのは気になりますね。宇宙はそこにつながっているのかも知れません。するとわりとストンとハマるかな、という気がします

・「未来へ発信」
これは指摘されて注意してみたんですが、川上さんにライブをOkするメールを送るシーン、律のもとに集まってくるのは軽音部入部の順番です。律→澪→ムギ→唯→梓です
これはやっぱり、ロンドンの旅行が過去の旅で、軽音部結成から現在、そして未来に向かう姿を象徴的に描いたシーンだから、だと思います

・律たちの部屋のそれぞれのベッド
これは余談と言うかどうでもいいというか、下世話なネタw
律澪ファン的に、あれは並んでるベッドが律澪に違いない!と思ったんじゃないかと思うんですが、多分あれは窓のが律、真ん中が澪、壁側がムギです
根拠は、窓ぎわのベッドに律の服がほうり投げてあり、側の椅子に律のバックがあること
また3泊目に澪が持っている枕は、真ん中のベッドの枕であること。です


とりあえず現時点ではこんな所で

まだ第一稿からこの第三稿まで、決定版というわけではなくて、あくまで思考の途中です
最終的にはこれらを整合してまとめたものを書きたいと思っています


■ デコレート追加・リンク・ちょっと修正(12/10 1:03)

ちょっとデコレートを追加して、リンクを設定、セリフをちょっと追加。単語をわかりやすいように書きなおし

■ ちょっと修正(12/10 3:00)

紛らわしかった文字を修正

■ ちょっと加筆(12/10 3:42)

・律たちの部屋のそれぞれのベッド を加筆w

■ セリフを訂正・加筆(12/12 2:48)

劇場で正しいセリフを確認して訂正・加筆

テーマ : けいおん!
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