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そこまでやって委員会サイトで宮崎哲弥が映画紹介w

たかじんのそこまでやって委員会サイトの「てつやの部屋」で、宮崎哲弥が動画ファイルで映画けいおんを紹介していますw 評論ではなく感想というレベルのものですが、結構好感触ですw というかまあコーナー自体が好きなモノを紹介するというコンセプトのようなので当然といえば当然ですがw
 
sokomade.jpg
動画はリンク先ページの下の方にありますw
 
個人的には、まあ突っ込みどころもなくはないのですが、「けいおん!」がかつて描いていた「終わらない日常」について「うる星やつらビューティフルドリーマー」を引いたのは世代的にニヤリとしてしまいましたw もっとも、過去の記事にあるように、自分の作品理解では「終わらない日常」の話は第二部20話までのこと、なのですが…でも確かにですね、自分の感覚だと「終わらない楽しい日常」については本当にBDで語りつくされてるんですよ。30年前の議論です。で、うる星はその終わらない日常をサザエさん時空で繰り返し、終わらせないままで終わった。そういう作品です。私たち視聴者のほうが最終回によってその楽園から追放された。だからうる星というのは自分の中では永遠に手の届かないエデンの園としてそのままにある。個人的な話をすれば、自分が登場人物と同じ年齢である16歳になるその直前で、原作が終わった。本当にあれは手の届かない理想世界のまま自分だけ追放された、そういう感覚がありました

この辺は例のその、進路問題なんかの話と絡んでくるわけですが、「終わらぬ日常が続いていく話」が最後に「みんなと別れちゃう悲しいでも明日に向かってバイバイ」的な描写をする話はですね、自分は自己憐憫の話というか結局後ろ向きだなと思う。それは別に成長を描いてるんでなくて過去を引きずっている。その悲愴さに焦点があたってて、それが「終わらぬ楽しい日常」を描く作品と比べて特段優れているとは思わないわけです。もっというと、そういう「別れの自己憐憫に浸りたい話」と「ひたすら楽しい日々が延々に続く話」というのは、作品のベクトルが違うだけでどちらが優れているとも思わない。だから、けいおんを終わらぬ日常を描く作品だと捉えて「別れの悲しみを描かないから劣ってる」みたいな批判は自分からすると、「いや、それは趣向の違いじゃない?」って感じなんですよね

自分が「けいおん」が(かつて)終わらぬ楽しい日常を描きながらも、その決着について「うる星」を超えたと思うのは、終わらぬはずの世界のその向こうを前向きに見せたからです。宮崎哲弥もこの点は誤読してますが、真実、けいおんが最後に描いたのは、彼女たちが「終わらぬ日常は終わる」ことを知ったその向こうの姿です。けいおんは自己憐憫の暗さや、ありがちな悲愴の覚悟で未来に向かう後ろ姿(笑)を描いて終わったのでもない。彼女たちが終わらぬ日常を通じてひとつの価値を手にし、それをこれからの支えとして明日の見えない未来を生きていくことを描いた。これまでのことが未来への糧になっていくことを描いているからこそ、最後まで前向きで明るいわけです。今回の映画では、未来を垣間見見せてもいる。そこが素晴らしいと思う
だから、「終わらぬ日常」にどういう決着をつけたか、という点については、確かにうる星を超えているなと思うわけです。まあ、うる星はラブコメもしくはギャグなので、そのへんは根本的にベクトルが違うんですけどもw (むしろ対比すべきは70年代~のスポコン系ものや運動部系部活ものでしょうが) でもすくなくとも、自分はあの時の失楽園の気分を味わってはいないんです

話がだいぶそれましたw

でまあこの動画は、宮崎哲弥があずにゃんとかのたまってたり、ムギちゃんファンだったりすることがわかって面白いですw テレビではみれなかった映画でのカメラワークの素晴らしさについても触れていますが、この辺はテレビでやってないダイナミックな見せ方をしてたり、カメラの動きをしてたりということは分かるんですが、自分は専門的ではないので詳しい説明はなにもできません。けいおんの絵づくりが以前からスナップ的、あるいは記録動画的なカメラワークを多用して構成されていることは、素人レベルでは分かりますが…。この辺はホント、詳しい人になにかの雑誌で特集とかして全話解説して欲しいところですw 
そして最後に、泣かせるシーンでこの作品は突き放してクールで、そこが魅力だと語っているのがとても興味深い。それは山田監督の狙い、作品姿勢そのものですし、だからこそこの作品は独特の味をもった青春アニメであると思います。感情表現については、出崎統あたりとはまるで逆方向だと思うw それがちゃんと伝わっていて、そこがいいっていうのはさすがの眼力というべきか。こういうこと褒めてるアニメ系評論家がなかなかいないんですよねw

テーマ : けいおん!
ジャンル : アニメ・コミック

No title

>atomさん
まあ、けいおんに対する一般的な批判はその類の「パターンに則ってないからダメ」みたいなものが多いんですよね。なぜか「何も無い」とか言ってる輩に限ってそういうことをいうので「何かあることを求めてるなら、お前こそパターンを当てはめるなよ」と言いたくなりますw つか、そんな凡百な表現しかしないソフトなら自分はファンになってませんw
今回の映画で少しでもそのへんが再評価されるとよいと思います

No title

>超記憶術さん
はい、自分も動画は見たので、それは分かっています。言葉が足りませんでした。

確かに、悲しいBGMを多用したりして、後ろ向きな「悲しいね」を演出しないクールさへの指摘に対してはよく見ているな、と思います。
最終回放送直後には「あっさりしすぎ」「なぜ4人は笑顔なんだ」「もっと泣かせにきてよかった」など、見たつもりになった輩の頓珍漢な意見が溢れていましたからね・・・・・

No title

コメントありがとうございます

>atomさん
というか、動画を見ていただければわかりますが、宮崎氏は具体的に進路決定についてそう語っているのではなく、一般的な終わらない日常論に乗せて作品を語っただけです。良くも悪くもマニアでもファンでもない普通の人よりの感想なので、そう目くじらをたてるほどのことはないかと

ただ、そのように誤読しているファンやマニア、評論家については、20話以降をステレオタイプなドラマに当てはめて、けいおん!を見た「つもり」になってるんじゃないかと思います。放送当時に言われた「なぜ最終回の梓の泣くシーンのBGMが明るかったのか」とか、そういう類のクレームも、彼らは作品を見てるんでなくて「この作品はこうなるもの」と思い込んでいた「パターン」にのっとってけいおん!を論じていただけだと思います。作品のベクトルは全然そっちを向いてないんですけどね。けいおんはそういうところで誤解されていて、不幸な作品だと思います

>名無しさん
そうですね。門外漢でこの指摘ができたのは自分が知るかぎりでは宮崎氏くらいでした。さすがに、そこらの評論家よりはずっと慧眼だなと思いましたw

No title

冒頭、画面左上に「みやてつ!」と表示されているのを見て思わず笑ってしまいましたw
まあ宮崎氏はファンのように何度も見込んでるわけではなく、かといって一度見たからと言って訳知り顔で語っているわけでもなく、これくらいの感想になるのかな・・・と思います

あと「泣かせずにクールに見せるのが魅力」のくだりは自分としてもニヤリとしてしまいました。山田監督ご自身や声優さんを通じてさんざん語られたことですが、門外漢の意見として改めて上げたのは宮崎氏くらいですよね?
本来ならば、真っ先に業界人の口から語られても良いと思うのですが・・・

No title

やはり宮崎さんも、4人の進路選択については、「モラトリアムを延期した」という認識なのですね。 先日知り合いとブログで議論したのですが、彼も誤解しているようです。 

① 唯達4人は、自分たちにとってのモラトリアムの終わりを20話の最後で受け入れており、その後の進路選択は現状維持のための消極的行為ではないこと。

② 5人の絆、5人での輝きが、モラトリアムの終焉後の、変化も終わりのある世界を生きる上で、彼女たちにとって最大最高の価値を持っていること。

多くの人の誤解の原因がこれらを見落としていることだと思いますが……何故こんなに見落としている人が多いのか分かりません。

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