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山田尚子監督からキャスト5人へのお手紙書き起こし

本日、6/16のイベントの「らじおん!」公開録音第36回配信が行われました
ですので、早速、監督からキャストへのお手紙を全文書き起こしをしたので掲載しておきます



Dear 5人のヒーロー様

お久しぶりです。アニメ『けいおん!』監督の山田尚子です。

少しづつ夏が近づいて来ましたね。皆さんお元気ですか?
『けいおん!』のトークイベントがあるとお聞きしたので、ちょっと梓の真似をして、皆さんにお手紙を認めてみました。
たくさんお話したいことがありすぎて、上手くまとまる自信がないのですが、『けいおん!』と皆さんとの思い出を少しづつ振り返ってみようと思います。

まずはオーディションです。
その時の資料を、懐かしいなあと思って見返してみたら、いろいろと自分用のメモがしてあって、豊崎さんの唯に、おっきな花丸がついていました。佐藤さんの律には「華がある」って。さわちゃんも受けてくださってますね。汚い言葉を叫んでいただきましたよね。竹達さんは、唯とムギと律を受けてくださってました。そういえば、梓のオーディションはなかったんですよね。「萌える!!(びっくりマークふたつ)」とひとこと。結構な熱量で書いてあります。寿さんは、ムギの他に澪も受けてくださってて、「落ち着きがあってしっとり」。日笠さんは澪と律でした。「打てば響く方」なんて偉そうなメモでしょう。ごめんなさい。

初顔合わせの時は、日笠さんが「2009年は『けいおん!』の年にしましょうね」って開口一番に言ってくれたことが忘れられません。この日笠さんの一言で、『けいおん!』に魔法がかかった気がしたんですよ。アニメ『けいおん!』が無敵になった気がしたんです。その時から日笠さんは、私の中で魔法使いの位置に就任されました。

初アフレコのときは、梓の出番はまだなかったけれど、竹達さんもブースの中にいて、ちゃーんと5人揃っていましたよね。台本を持って、マイクの前に立った皆さんの後ろ姿が、本当にカッコ良かった。始まる前の皆さんは、ふわふわしてて、きっと凄く緊張もしてて、不安もあって、頼りなげなひよこみたいだったのに、第一声は憂からはじまって、次に唯、和ちゃんが入って、律から澪、そしてムギ。どんどん唯たちが生きた存在になっていくのを、ゾクゾクしながら見ていました。

私、豊崎さんの力士声が大好きなんです。「ありがとうございます(豊崎アドリブ:力士声)」『けいおん!』が一段落した時、もう台本に(力士声)って書くことももうないのかなあと思うと、ものすごい寂しさに襲われました。こんな「力士声」みたいなことを、女の子のセリフにして、キャラをブラさずに演じきってしまえるのは、豊崎さんしかいないと思っています。本当に大好き。唯は豊崎さんでしか考えられないです。

寿さんは、収録が終わった後、「ムギちゃんはどういう子なんでしょうか?」って、すごく真っ直ぐな目でお話に来てくれましたよね。今だから言ってしまいますが、あの時、寿さんがあまりにも綺麗だったので、ものすごくしどろもどろでお話しちゃってたんですけど、バレテマセンデシタデショウカ…

梓は、最初に竹達さんが練ってきてくれたキャラとは、少し違う方に方向転換してしまったので、少し戸惑ってしまったかもしれません。でもすぐに新しいキャラ付けの梓にもシンクロしてしまって、もうピッタリですよね。憂と純ちゃんと話している時の、リラックスした梓がとても好きです。本当に普通の女の子みたいで、あの演技をつけてくる竹達さんが、好きです。

日笠さんは、本当に声が素敵ですね。歌うとものすごく上手くてカッコ良くて、エンディングを聞いた、音響監督の鶴岡さんが「これは誰が歌ってるの? ひ、ひ、ひ、ひ、日笠ぁ!!??」って(びっくりびっくりはてなはてな)すっごく嬉しそうにされていたのが印象的でした。私は1期13話の「冬の日」で、毛玉を吐いちゃう子猫を日笠さんが担当されてて、絶対に澪と同じ声帯から出ちゃいけないクオリティの「オエエー」に、心の底からトキメキました。あと、マラソン大会のスロー再生。ブースのこちら側で「はい澪アウトー」っておっしゃっていた鶴岡さんの、これまた嬉しそうなお顔が忘れられません。

佐藤さんの律がしゃべると、一気に空気が明るくなりました。普段の佐藤さんは、どちらかというと声も小さめで、おとなしい印象なのに、律に入ると、驚くくらい元気いっぱいになる。いつも「どこにあのパワーを隠し持ってるんだろう?」って不思議でした。きっと、佐藤さんは「りっちゃんが引っ張ってくれたから」って言うに違いない。そんな佐藤さんに、私は元気をもらって、引っ張ってもらっていました。私だけじゃなくて、みんながそう思っていると思います。あなたは、最高の部長です。

『けいおん!』は、声を聞いただけで誰だかわかるし、絵を見ただけで声が聞こえてくる。当たり前のことのようでいて、実はものすごく難しいことです。アニメ『けいおん!』に命を吹き込んでくれたのが、あなた達で本当によかった。誰かひとり違っていても、配役が変わっていても、きっとこんな風にはならなかったと思います。

豊崎さん。佐藤さん。日笠さん。寿さん。竹達さん。かきふらい先生。スタッフの皆様。そして『けいおん!』が大好きな皆様。そのすべてが『けいおん!』で、この奇跡みたいな『けいおん!』が、私は大大大大大好きです。

あなた達5人は、いつまでも、私のヒーローです。
大好きをありがとう!
                        山田尚子
 


この手紙は、思い出に浸る甘美な贅沢だった故に、あの日会場にいた全てのファンに、『けいおん!』の最後を感じさせたのではないかと思います。だけど、この手紙があったから、あの日はスッキリした気持ちで会場を後に出来たと思うのです
自分はあの日、ちゃんと監督が幕をひいてくれたんだなあと感じました

ということで、このメッセージは全てのファンが聞いて欲しいと思います

テーマ : けいおん!
ジャンル : アニメ・コミック

No title

>桜高軽音部FC会員さん
コメントありがとうございます
本当に、最後までスタッフ、キャスト、関係者、ファンがみんなで作品を支えて愛した、とても幸福な作品だったと思います!

No title

こちらの記事を拝見してから、らじおんの配信を知って聴いたのですが
本当に最後のサプライズとして山田監督の手紙が読まれたのですね

自分はこの作品を好きになったファンの一人にすぎませんが
豊崎さんの代読を聴いても、こちらに書かれている文面を拝見してもこみ上げてくるものがあります

改めて、けいおんは原作とアニメの本当に理想的な形を示したもののひとつであるのかな、と思いました

No title

>名無しさん
コメントありがとうございます
自分も、こうしてちゃんと区切り、けじめを付けてくれたのが本当によかったと思います

この終わり方で良かったと心底思います
自分の中でははっきり綺麗に終わってくれたと感じます

No title

>ふぁにぃさん
コメントありがとうございます
自分も全く同感です。監督がけいおんのことを本当に愛していて、それ故の奇跡だったなと改めて思います

某作品のジャンルは自分はどんとこいです!なのですが、内海監督のフェチのガチっぷりに戦々恐々としつつ楽しんでいますw

No title

拝読して「ああ、監督がこの人で本当に良かった」としみじみ感じました
キャラクターへの慈愛溢れる姿勢からも、監督の中では唯たちは生きている存在
なんだなと伺えます。キャラクターの生き生きとした描写が作品中に溢れている
のも頷けますね
また山田監督作品の多幸感に満ちた作品に出逢いたいです
今絶賛放映中の某作品は趣向がマッチしないのでナニですが、内海サンが頑張ればいいと思いますw


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