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【たまこラブストーリー】 読解メモ 02

今日は2回観劇してきました。今日の気付きなど

もちろん、ネタバレが入っているメモなので、視聴前の方は見ないように

まとまったものになるかはまだこれからで、雑記です


【タンポポ】
作中にタンポポが登場するシーンは以下

1)橋でたまこたち4人が進路を語り合うシーン
2)1)から商店街に帰る道すがら
 シークエンスとしては、
 橋の上で史織の話→石階段でかんなの話→1)「4輪のタンポポ(花)」→駅で史織と別れる→橋の脇の道でみどりの話→だるまさんがころんだ→階段をのぼるたまこの階段の上の脇に2)「5(6?)輪のタンポポ(花)」→橋→商店街ゲート前

 1)はそのままたまこ、みどり、かんな、史織の4人であり、花言葉「別れ」か(本来、「別れ」は綿毛の花言葉ですが、「別れの予兆」という意味と思われ)

 2)はさらにもち蔵が加わっているのかも?まだなんとも

3)体育館でたまこがみどりに、もち蔵に告白されたことを告白するシーン
 3輪のタンポポ(花)に、たまこ「もち蔵、東京の大学行くんだって」のセリフがかぶる
 3輪はそのまま、たまこ、もち蔵、みどりで、彼らの「別れ」またはそれぞれ「思わせぶり(たまこ)」「別れ(もち蔵)」「真心の愛(みどり)」ということなのかも

4)フェステイバルの演技が終了した時
 2輪のタンポポの花。1輪が綿花で、そこから綿毛が6?つ空へと飛んで行く。彼女たちの「別れ」か? 綿毛の数また数えますw

5)教室でみどりがたまこにもち蔵の転校を告げたシーン
 3つの綿毛が空に飛んで行く。たまこ、もち蔵、みどりの3人の別れ。もちろんこれはみどりの嘘なので「イメージ」

6)たまこが去った後、場面乱れて1つの綿毛
 5)を踏まえて、1つの綿毛=みどりだけが本当の「別れ」だったということ。みどりのたまこへの懸想の「別れ」

7)ラストシーン。並んだ2輪のタンポポ
 たまこともち蔵。「真心の愛」でしょう

なお、たまこが最初に花屋でもらうのはタンポポではありませんでした
フォロワーさんによると第一話と同じピンポンマムだそうで、「高潔」「君を愛す」の花言葉があるようです

【二輪挿し】
普段、たまこの母親に備えている花は一輪挿しだが、もち蔵の告白を受けてなにも手につかなくなったたまこが、豆大に休みを言い渡されたその次のカットで二輪挿しが映る

たまこもひなこ(母親)同様に「お休み」ということでしょう。(その裏付けとして、たまこが母親の歌を聞いて復活した後に化粧鏡のコップが映るシーンがないか観察していましたが、今のところ、どうもないように思われます)

なお、この二輪挿しの花はキク科の花と思われますが、これが特定できて花言葉がわかると、また読解がひとつ進むと思います

【直角】
最初の方。体育館に入ってきたかんなは、自分のカバンとバトンケースを直角に置いてます。彼女は直角大好きw

【たまこの部屋にあるひょうたんと黒ネコの置物とシーサーとこけし】
これは記録まで。シーサーは1体ですが、本来は対のものではない(本土の狛犬の影響で2つセットされるようになった)ので1体でもおかしくはありません

 ひょうたんは縁起物。健康と幸福をもたらします
 黒猫は地域によって悪運を祓うとされています
 シーサーは魔除け
 こけしは身代わり

つまりこれらはすべてたまこの幸福を願って置かれているものですね
それ以上の意味は今のところ保留

【月に和装美人、扇子】
上記の置物のところに飾られている絵ですが、意味がよくわかりませんw
保留

【もち蔵の部屋にある地球儀、ロボット】
ロボットの意味はわかりませんが、地球儀はこの映画においては地球と月の関係がたまこともち蔵の初期設定に例えられることから(前回の記事の通り、最後にもち蔵は火星に、たまこは金星に例えられる)、地球儀はたまこに重ねられるんでしょうね
ロボットはよくわかりませんw

【回想シーン/フィルム調とノーマル】
回想シーンにはフィルム調のものと、ノーマル調のものがあります

1)冒頭のモノローグ。幼少期からの回想(フィルム調)
 もち蔵とたまこを共に客観しています

2)昔、もち蔵が飛び石からたまこを突き落としたシーン(ノーマル調)
 もち蔵とたまこを共に客観していますが、一方の記憶であっても違和感はありません

3)たまこの母(ひなこ)の回想(フィルム調)
 前半と後半が切れている可能性があります。
 
前半はたまこまたはもち蔵のPOV
 たまこが映っている後半ははっきりもち蔵のPOVです
 ここで「話しかけてくるお餅」のカットが入りますが、ここでは豆大がしたものであるらしく、この記憶を持っているのはおそらくもち蔵…と思われます(後述)

4)もち蔵に握られた腕の回想(ノーマル調)
 たまこの回想です

5)たまこの記憶にある話しかけてくるお餅のシーン(ノーマル調)
 イメージ。母親を亡くしたたまこがお餅が話しかけてくる記憶を持っています。この時は豆大ですが…(後述)

6)体育館でのたまことみどりの会話での昔のシーン(ノーマル調)
 イメージ。この時は客観的な映像でたまこ、みどりの記憶ともいいかねる

7)たまこの話しかけてくるお餅をもったもち蔵の回想(ノーマル調)
 実はもち蔵でした、という

ちょっと今のところ思い出せるのはこのくらい
この使い分けにどういう意味があるのか、解釈を与えるのはもうちょっと思索を重ねてみます

【話しかけてくるお餅】
というわけで、上記をまとめると、どうも話しかけてくるお餅というネタは
豆大がもち蔵にやり、それをもち蔵がたまこにやったんじゃないかという可能性があります

もちろん、たまこの記憶違いだった、という可能性もあるのですが、それは前項3)のひなこの記憶の回想シーンが、たまこ、もち蔵どちらの主体で行われてるものか、によって変わってきます。あの回想シーンの前半はたまこの可能性もあるので、今のところどちらとも断言しないでおきますw

で、今日最大の気付き

【飛び石=フィルム】

わかりました?
自分はやっとここに来れて愕然としたんですけど

「流れていく時間」を
「断続的な今の連続体」として認識する


それがもち蔵のメンタリティなんだと思います
いや、あるいはそれはこの映画の…山田尚子の哲学なのかもしれない

それは、「今」を「カメラ=写真」の中に封印し、記録して未来に価値を伝えようとする「映画けいおん!」の哲学、思想性のさらに一歩先にある

きっと、だからもち蔵は映画が好きなんだと思います
きっと、だからこの映画はタイムワープやタイムジャンプを多用するんです

「流れていく時間」が「少しづつ変わる無数の今を並べたフィルム」であることを意識させるために
そしてきっとそこには、「今」に対する真摯がある

「だから」この映画で、もち蔵は飛び石の場所で告白する
あの飛び石はフィルムであり、流れていく時間なんでしょう

もち蔵がたまこに告白するのは画面左側(修学院側)から4番目の亀の石の右隣の石の上です
で、その後、もち蔵が「星とピエロ」でマスターに成長を促されます
「後悔は、何かをやった証」だと
だからもう一度あの飛び石を訪れて、もち蔵はさらにその2つ右の石まで飛んでいく=先に進んでいくということなんでしょう

だからあの後、もち蔵は「忘れていい」とたまこに言ったわけですね
だからたまこは、あそこから必死になってもち蔵に追いつく必要があったわけです

恐ろしいですよ。山田尚子監督ほんと恐ろしいw

でですね
と、いうことに気づくと、ラストシーン

【新幹線=カウントダウン】
ということがわかるというw

たまこのもち蔵への告白。背後で新幹線が走っていきます
もち蔵が乗ろうとする車両が7号車。それが動き出して、背後の新幹線が流れていくんですが、それがタイムカウントをしていることがわかる

6、5、4、3、2、1→糸電話持って→暗転、告白

ここでもまるで「映画撮影」であり
出来事が「フィルム」になってるという…
「流れていく時間は、断続的な今の連続体である」と、そう無意識に意識させている

山田尚子監督が「映画ができた」といった本当の意味って、こういうことなのか?
…天才の仕事怖い…怖すぎる…w

ちなみにこの後のEDが「3」「2」「1」で始まりますよね(笑)

【たまこの部屋にあるミシンとカメラ】
たまこの棚に、下から「カメラ」「ミシン」一番上に「赤いポスト」(貯金箱?)の置物があります

カメラは「けいおん!」と同じなら今を記録するツール
そしてミシンは、糸が断続的に現れるもの=フィルムに通じます

このふたつがたまこの部屋にあるということは、上記したような思想性は、もち蔵個人のものというよりは、山田尚子監督の思想性というべきなのかもしれません

これにポストが加わるということは…どこかに伝達するということになるのでしょうか。伝達ツールは糸電話、携帯(スマホ)の他にちょっとまだピンときていないので、解釈を保留しています


というわけで、現時点ではここまで
他にも幾つかチェックしてることがありますが、まだ文章化できません…(黄色いバスとか、革命の年号とか…まあおいおい)

テーマ : たまこラブストーリー
ジャンル : アニメ・コミック

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