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【たまこラブストーリー】 読解メモ 02 追補

引き続き。02に現在の考察を追補します

もちろん、ネタバレが入っているメモなので、視聴前の方は見ないように

まとまったものになるかはまだこれからで、雑記です


【STOP&GO】
読解メモ02で、飛び石やミシン&カメラはフィルムになぞらえたものだ、という指摘をしたわけですが、もっと広義に捉えて、「流れを段階として認識する」つまり「停止と移動の繰り返し=ストップ&ゴー」とすると、飛び石の他にも、フィルムと等式でとらえられる要素が出てきます

・階段:面から面への移動、ということでは飛び石と同じ。作中では例えば…
 1)かんなが進路を話してる場面で階段に座っている
 2)またその後のたまこが階段をのぼる足元が映る(その階段の上にタンポポがある!)
 3)自己嫌悪しているみどりとたまこが階段を下っていく
 4)京都駅。たまこは階段をかけあげる
 他にも鴨川デルタや体育館の出入口、たまこが告白を友人たちに相談するシーンなどはそうですね

・「だるまさんがころんだ」:ストップ&ゴーの遊び
 1)進路を話し合ってるシーンの中でかんな、たまこ、みどりが遊んでいる。まさにフィルムと同じ

おそらく意識してみていけばまだまだ出てくるはずです
と、考えていくと…

【デジタルとアナログ】
更に広義に解釈すれば、フィルム然り階段然り、「STOP&GO」はアナログな事象のデジタル化です(連なっているものを細分化し数値化するのがデジタル化)。とすると、この作品では、アナログとデジタルの対比が行われている可能性が指摘できます
そもそも「たまこまーけっと」からして、伝統と革新性、古式のものと現代のもの、という対比が作中にたくさん散りばめられていました。「たまこラブストーリー」においても、そういったコンセプトが踏襲されている可能性は当然、考えられるでしょう

作中に出てくるものを、今、思いつく限りで、アナログとデジタルで分類してみます

(アナログ)
・時の流れ(アナログ時計)
・つきたての餅の塊
・糸電話
・カセットテープ
・レコード
・黒電話
・手紙
・エスカレーター
・新幹線全体
・記憶(回想)

(デジタル)
・時刻
・ひとつひとつに丸められた餅(餅の数)
・携帯電話(スマホ)
・デジカメ(映像ファイル)
・フィルム(のコマ)
・携帯メール
・飛び石
・ミシン
・階段
・新幹線の車両
・記憶(回想)
・数字

作品が一方を肯定し一方を否定している、とも限らないわけで、このふたつを対立概念と考えるのは拙速だろうと思います
ただ興味深いことがいくつかあります

 1)「心」はアナログによって伝わっている(糸電話、カセットテープ。これは作中でも、うさ湯の前で携帯使えというあんこに対してもち蔵の「糸電話は心と心をつなぐ…」というシーンがあります)

 2)記憶(回想)に「フィルム調=デジタル」のものと「ノーマル調のもの=アナログ」がある

 3)さまざまな「数字」が作中頻繁にでてくるが、これはもしかして単にデジタルを意識させたいだけなのではないか?

1)と2)で整合性が取れればエウレカといいたいところですが、どうもそういう感じでもありません。回想シーンに2種類の表現方法がある理由については、まだ考察が必要です

3)も仮説ですが、実はそれぞれの数字にそんな具体的な意味は無い、という可能性も考慮する必要があると思いました

【人生すなわちこれフィルム…?】

要するに何がいいたいかというと、この作品がひたすら「事象のデジタル化(またはフィルム化かもしれない)」ということを無意識に意識させようとしている、少なくともそういうアプローチが認められる、ということです

「事象のデジタル化(またはフィルム化)」ということにどういう意味、理由を込めているのか、までは想像する他ないですが、前回の記事でも少し触れましたが、やはり今一瞬の価値を真摯に確認すること、その今の積み重ねが未来に続くこと、を訴えているのだろう…と推察しています

以下は適当に項目の追補

【TVシリーズの共通設定】
TVシリーズから変わらない設定は、映画化の構想がなかった時点からの設定流用ですから、そこにわざわざ新しく寓意が込められている、とは考えにくい(もちろん、利用した可能性はあるし、監督の中ではそういうことを抜きに最初からある認識だった可能性もある)ので、その辺は今後多少考慮をする必要があると思いました。例えばもち蔵の部屋にある「123」や「星のウィンドウシェード」なんかはTVシリーズと同じです

【さくらんぼ】
TVシリーズ設定資料集から、お玉もったたまこが呆けている左側にある手前の木は「桜」であることが確定。よって作中時期(4~5月)を踏まえてあの赤い実は「さくらんぼ」です。花言葉はふたつ連なっている実であることから「小さな恋人(たち)」

※追記)桜の手前にある低木ではないか、というご指摘をうけました。いわれてみるとそうかも…? 明日、映画館でまた確認してみます

【機関車】
火星に向かうはずの機関車が輪っかのレールをぐるぐる回っているのは、大人の男になれないでいるもち蔵の寓意ということでいいと思います

【たまこの部屋の置物】
設定資料集を参照して一点訂正。黒猫の置物ではなく、クマだそうですw まあ、木彫のクマには魔除けという意味合いもあるそうなんですが…自分にはあれどう見てもクマというより黒猫なんですが…もう一度よく映画を見てみることにしますw


とりあえず、今のところは以上

テーマ : たまこラブストーリー
ジャンル : アニメ・コミック

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