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【たまこラブストーリー】 読解メモ 04 追補

04は映画の全プロットを大雑把にテキストに起こしたもので、最低でも映画のファーストランが終わるまでは未公開の記事です
今回はそうした整理によって知りたかったことをここで記事にしてみます

もちろん、ネタバレが入っているメモなので、視聴前の方は見ないように

今回はストレートに普通の作品読解。現時点でパッと解釈が出来ている部分まで

メモがてら残しておきます
 
 
【不思議な月について】
今回、映画プロットをまとめた04で何が知りたかったかというと、本編がいくつの1日を扱った物語で、各1日に何があったのかでした
アニメは演出上、場面の切り替えで時間が飛びますから、そのシーンは直前とは連続していない可能性がある、というものがあるので、必ずしもこの日数が正確とはいいかねるのですが、それでも不可解なことが出てきました
映画の内容を明らかにしないように各日がどういうものだったか書くと

■1日目:満月
いつもの二人の様子。リンゴのシーンから、糸電話で通信するところまで

■2日目:月がない夜
体育館の練習から、もち蔵がうさ湯でたまこにはハッキリ言わなきゃだめと独白してるところまで
ちなみにこの日から約一ヶ月後にフェスティバルですね

■3日目:満月。晴後雨
告白する日です。体育館の外でもち蔵がカメラ持ってるところから、もち蔵が膝抱えてやっちまったーと言ってるところまで

■4日目:月がない夜
告白の翌日です。コンタクトを用意したたまこが福に餅がもち蔵になってると言われて逃げ出すところから、星空の下で怯えて立ち尽くすところまで

■5日目:朧の満月
コンタクトを新調したたまこが豆大に休むように言われるところから、明日は福のお見舞いに行こうと言われるたまこが上の空のところまで…ですが、4日目との間に日数経過がある可能性と、このシークエンス中に適当に時間経過がしている可能性があります(授業時間が過ぎていくシーンと、練習を休むように言われるシーンの間に日数経過がある可能性がある)。何にしても、このシークエンスの最後に朧の満月が出てきます

■6日目:月は不明
5日目の近日。S極N極の話から、歌を聞いたたまこが自分の復活を確信するところまでです

■7日目:フェスティバルの近日:月は不明
6日目の翌日。明け方に月はない。たまこが復活。みどりと登校するところまで

■8日目:フェスティバル当日:月のない夜
たまこが糸電話を調達するところまでですが、ここでもフェスティバル当日の次のシーンは、フェスティバル当日から日数経過がある可能性があります

■9日目:最後の日:月は不明

ラストまで

…というわけで、もし、「月のない夜」=「新月」と解釈するなら、2日目から1ヶ月(8日目)の間に、月のない夜と満月が交互に2度来るのはおかしい訳です。さらにいうなら、なぜ月齢がないのか?という話になります
でまあ、これをどう解釈するのか。2日目~5日目が連続した4日間で、ほぼ満月を2回出している…という解釈も出来なくはないですが、それにしては月齢が違っていないのもおかしい…

と、考えるとですね…こじつけですが…これはあくまでこじつけですが

過去の考察で、月は(たまこの周りをぐるぐるしてる)もち蔵の寓だとしました
またこの作品において、ニュートンのセリフが出てることから、引力(重力)=惹かれる心。だとするなら…月にはたまこを思うもち蔵の重力がたっぷりあるわけです
で、重力が強い天体というのは、重力が時間を歪めるため、外部から見ると時間が止まって見えるわけですね(笑) だから常に満月!という…

……すいません。いや、もうこのくらいしかこじつけようがないんですけどwww
 

テーマ : たまこラブストーリー
ジャンル : アニメ・コミック

No title

>おまけさん
コメントありがとうございます

自分もこの作品については全く同感で、非常に深みのある作品だと感じています。そして正直なところ、まだその核心を捉えていない感じなのです。だからあまり記事が進まないというか…
表面的に見えるもの、見て察することができるものはある程度わかるわけですが、作中に散りばめられてるギミックの意図がどうもこう一本繋がってするっと解けないというか…隠された本質的な部分を読み解けてない感じがずっとしています…考え過ぎなのかなとも思いますがw

かんなのそれに関しては自分も了解しています。あのかんなとみどりのシーンは作中においても直前の餅のシーンと、最後の教室のシーンが対比になっているので、かんなの飛び抜けた対人洞察力(笑)がみどりの心理を見抜いていたというメタファーとしてのあの指なのでしょうね
この作品はかんなと史織の強さが飛び抜けているように思います。ことに史織が無敵といっていい強さです。一方で、心が揺れているたまこ、もち蔵、みどりの方に感情移入がしやすくなっていて、彼らが主人公(というか観客の心理が寄せやすい対象)になっていると思います。そのへんは監督が言っているように、テーマを絞ってるんだろうなとも思います

応援のお言葉をどうもありがとうございます。素晴らしい作品だと思うので、こちらも誠実に向きあおうと思っています。マイペースでやっていきますので、お付き合いいただけたら嬉しいです

No title

いつも楽しく読ませてもらってます。
たまこラの考察、本当に参考になります。

たまこラはすごく奥深くて面白い作品だと思うのですが、ネット上の感想とか読むと、見た方の多くがうまく作品の意図をくみ取れてないようにも思えます。それだけ難しい作品だと思うので、このブログで整理されているというのはほんとうに素晴らしいことだと思います。


ちょっとした話題提供ですが……
すでにお気づきでしたらすみません。

たまこラで、作中、かんなが度々みどりを、手で作ったフレームで見るシーンがありますよね。
思い起こせば、TV版最終話で、詩織の「三角関係?」かんな「いや、全然図形になってないんじゃないかな」って台詞のカットでかんなはこのポーズをとっていました。
つまるところたまこラでのかんなのこのポーズは「(たまこともち蔵とみどりの)三角関係」の(かんな流の)メタファーとして取れると思います。
たまこラでは後半、みどりがもちをのどに詰まらる不謹慎な冗談を言いますが、かんなはこのポーズでそれを見ていますから、みどりの複雑な心中を察していると取れるのだと思います。
ラスト付近での「良い表情してる」もこのポーズですよね。

ひょっとしたすでにこのあたりも考察されているのかもしれないので、釈迦に説法かもしれませんが…
よかったらみどりやかんなに寄り添った記事なんかも書いて頂けたらと期待しています。


繰り返しになりますが、僕はほんとうにこのたまこラが好きで、素晴らしい作品だと思うのですが、楽しむためには普通の作品と違って、きちんと作品に向き合う必要があるのだと思います。
ここのような丁寧で作品愛のある良質な考察の意義を強く感じています。
これからも応援しています。頑張ってください!

No title

>むぎぐるいさん
コメントありがとうございます
今まで国外でらしたのですね。おかえりなさい
この映画はTVシリーズと方法論が根本的に違っていました。山田尚子の本領発揮って感じでしたね!w

No title

お久し振りです。日本にいなかったりしてて今日やっと観れました。

僕もたまこには乗れなかった組ですが、物凄く良かったです。いろいろとありますが、デラがいなくなるだけでここまで良くなるとは思っていませんでした。

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