朝日新聞夕刊「みんなのマンガ学」がディスった件について

朝日新聞の本日の夕刊で、部活漫画を取り上げるミニコラムで原作「けいおん!」がディスられていました
 
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ライターは例の京都精華大学あたりが中心のマンガミュージアムの研究員らしい

元ライターとして言わせてもらうとさあ…
「よくこんな文章書いて金もらってるねえ?京都マンガミュージアムの三流研究員さん」っていうw

この人本当に原作「けいおん!」読んでる?っていうね
評論ってのは「その作品のこと」を語るんだよ
自分のわかる次元の話題にすり替えてそこに落としこんで話すことじゃない
ところが、この人の文章から浮かび上がってくるのは「けいおん!」についてじゃないわけ
このライターの趣向についてなんだよw

 「「BECK」のような「音楽マンガ」とは違う」って文章は何が言いたいんだろ?
 違う…違うからなに?「違うから○○だ」とそこまで言って初めてこの文章は
 評論になるのだ。「違う」で文章を切ったらそれはただの報告
 そんな報告は小学生にだってできる
 「近年、萌えキャラマンガに親しむオタク文化が~なのだろう」って文章も
 それって、お前がその風潮に馴染めないって告白以上のものじゃないだろw
 「ストーリーがないことは」「成長しない」「変化を起こすイベントもない」というが、
 そもそも4コマ漫画は普通のマンガ、それこそ「BECK」のようなストーリーマンガとは
 表現の文法自体が違う
のだ。むしろ逆に4コマ漫画全体を見渡して、どれほどの
 4コマ漫画に「ストーリー」「成長」「変化」が認められるというのか?

 そもそも「成長」とか「変化」をこのライターが何をもってそのように定義しているのかも
 不明瞭。ただの罵りにしかなっていない
 「オチも成長もない日常をユートピア的に描いた」と、これまたこの批判は
 「けいおん!」だけに当たらない批判で、萌え4コマに限らず「まんがタイム」に載って
 いるような4コママンガの多くもこの批判の対象になるだろう

もう一度いうが、こういうふざけた文章を書いてるから
 この人本当に原作「けいおん!」読んでる?っていうね
 評論ってのは「その作品のこと」を語るんだよ
 自分のわかる次元の話題にすり替えてそこに落としこんで話すことじゃない
 この文章から浮かび上がってくるのは
 このライターの趣向についてなんだよw
と言いたくなるのだ

さらに本題はここからだ

この文章がなぜこれほどに自分にとって猛攻撃の対象になるか
それはこの文章が「けいおん!」をディスっているからではなく、「マンガ学」を名乗りながら、学問や評論、批評として絶対必要な要素から逃げている卑劣な文章だからだ
このライターが逃げているのは、「己の明瞭な価値判断基準の明示」だ

仮にも評論、学問を気取るのであればまず「私はこれはこうあらねばならないと考える」あるいは「これは一般論や○○論に照らしてこれこれこうだ」という前提の価値基準を明示すべきであって、それらを前提にして「だからこの作品は○○といえる、私はこのように論じる」というのが正道なんだよ
その上であらゆる批判を受けて立つ!というのが評論家のとるべき覚悟、真摯さではないか

なのにこの文章は「これはこうあらねばならない」という自分の価値判断基準をあえて語らず、ただ頭ごなしに「これこれこの程度のものです。まあきょうびはこんなもんでしょう」と言わんばかりの不誠実な言い逃げをする表現をしているのだ
例えば「BECK」を引き合いにだしたくだりも、「違う」だけで終わっているのがまさに卑怯だ。「私はBECKのようなマンガが好きだがけいおんは好きではない」と吐露したほうが遥かに誠実だし好感が持てる。だがこのライターはそこを不明瞭にして自分の論を進めていく。呆れ果てる卑劣さ
わざわざ公器である新聞を使って
なんという横暴な表現だ


こんな卑怯な奴が
マンガ研究者を名乗るな!

つーか前も言ったけど
評論や批評をナメるな。
評論や批評ってのは覚悟もない半端なマニアがやっていいことじゃないんだよ
これは評論家や批評家を気取る連中全員に言いたいことだ

ていうかさ
人気作を叩いて世間の関心を引いて自分の知名度を上げようっていう
醜い浅ましさが滲み溢れ出てるんだよ。そもそも
大体、マンガ学とかいって、こんなに短いコラムで
こんなに突っ込みどころの多い駄文を書くとは何事だよ
俺が編集者ならこんなやっつけ記事を書いてきたらボツるわ

つーかよくこれで漫画研究者を名乗れるわ~
こんなレベルでいいなら俺も研究者名乗ろうかな?
こいつよりましな文章書く自信があるけど、誰か雇ってくれないか?マジでw

テーマ : けいおん!
ジャンル : アニメ・コミック

No title

ありがとうございます。朝日新聞も本当に質が悪いですよね

同感です!
情けないというか、、
こんな視野の狭い人にけいおんを語ってほしくないです!

採用した朝日新聞にも失望した!

No title

コメントありがとうございます
ええまあ、こんなコラム読み飛ばされているだろうとも思います
でもやっぱり、こういう不誠実な書評は許せないんです。お目汚しすいません

No title

ロクに読んでもいない輩にけいおんをディスられるの腹立ちますがたかが新聞にそこまでムキにならなくてもと思います・・・。
新聞なんてもうジジババしか読んでない終わったコンテンツなんですから相手にする価値もないと思いますよ。

No title

>los_endos_さん
コメントありがとうございます

確かにご指摘の通り、こんなものがメディアに評論家の書いた文章として載せられていること自体への苛立ちもあります
ブログ時代になって誰でも評論家まがいの文筆活動ができるようになったからこそ、プロのライターや評論家はプロでなければ書けない文章を書かなければいけないのに、実際は逆です。編集者、出版社の側がすでにライターを求めていない現実があって、素人ブロガー、素人評論家がライターをやっているのが今のメディアです。そういう風潮自体に対する懐疑や不満があるのも確かです

でもやはりこの文章それ自体が酷いことへの怒りが大きい。これ、見出しの文句を隠して読んだら、なんの作品に対して書かれた文章かわからないと思いますよ。特に2段落目以降はどんな4コマ漫画にも当てはめられそうでしょう? まさにそういう文章がプロとしては失格なんです。その「フラットな印象」を与えるのは、これが「けいおん!」自体を分析して書かれた評論ではなく、どんな作品の侮蔑にも使えそうな文章だからなんですよ
ご指摘の通り、今の4コマ漫画の多くがそういう傾向にあることを分析できていないか、分析出来ていたらこの文章をそのまま発表する事がどんなに恥ずかしいことか気づかなければいけない。ところが分析できていないか、あるいは気付かなかったから、仕上がってきたのは「けいおん!」だけでなく今の萌え4コマ、あるいは4コマ漫画全体に当てはめられる批判中傷の羅列でしか無い駄文で、だからなんのフックもないんです。こういう文章はプロ失格の典型なんですよ。本当にレベルが低い文章なんです
はっきりいうと、4コママンガについて、また「けいおん!」についてこの程度の分析しかできてないこの「自称研究家」に、「けいおん!」の書評、それも批判的な文章を書くのはハードルが高すぎる仕事だと思いますね

本来、批判や批評をするのは難しいことなんです。「嫌い」という感情を発露にして、その「嫌い」が「正論」であることを偽造するための屁理屈をこじつけていく作業が「批評」だと思っている人が多い。でもそれは批評や批判とは違うんです。嫌いなら嫌いといった方がずっといい。批評や批判は確固と己の持つ価値観を提示し、それに基づいて論ずることでなければならない。その、自分の提示した価値観や論法を再批判されるリスクを負っていなければならない。そんなに気軽に書いていい文章ではないはずなんです。また一方で、作品を讃えることもまた、ライター個人の持つ人生観や人間観と絡めて書けてこそ、そのライターにしか書けない優れた評論になるわけですが、どの道、己の価値観をさらけ出すことが必要なんですよ
ところが、このライターはそこから逃げているし、そもそもその覚悟もない。本当にやっつけ仕事だというのがまるわかりの酷い文章だと思います。これをブロガーが自分のブログに書くならともかく、新聞を使って作品に泥を塗るようなことは文筆家の倫理に反すると思います。だから腹立たしいんです

HFTの件、すでに登録しております。どうもありがとうございます。よろしくお願いします!

No title

こんばんは!

Twitterでえらい怒ってはるので何があったんかな?と件の朝日の記事を私も読ん
でみました。一読した印象は、当たり障りのない、逆に言えば毒にも薬にもならな
い底の浅い紹介記事だというものでした。もっとひどく陰湿でねちっこい皮肉でも
書かれているのかとヒヤヒヤしながら読んだので、やや拍子抜けしたというか…。

これはあくまで私の推測に過ぎませんが、この筆者は「けいおん!」に敵意を持っ
ているのではなく、むしろもっとタチの悪いことに単に「無関心」なのではないか
と思うのですが、いかがでしょう?

「無関心」な人が何かを語ろうとして、自分の得意分野に無理矢理引き寄せて作品
を語るという手口は下手な売文屋の専売特許のようなものですが、この論評はまさ
にその典型のように読めました。この文章からは作品に対する愛情や熱意のような
ものは微塵も感じられません。かといって冷徹に作品を腑分けしているかというと、
到底そんなレベルでもない。ひどく中途半端でまるでテンプレートのようなフラット
な印象しか残らない。

『世間では評判になっているけどなんかつまんない漫画だなー』と思って論評を書
き始めたものの、『これだけ話題になっているのだから、下手に悪口書くと反発を
くらいそうで嫌だな』という計算のもとに書き上げられた打算の産物…ってところ
ではないでしょうか?

だいたい今日びの4コマ漫画誌の殆どが「起承転結やオチが重視されていない」と
いう実態を知らないようでは、およそ研究員を名乗る資格などないですよね。

評論や批評などというレベルなどおこがましい、恐らくは書いた本人さえ明日には
忘れているようなやっつけ仕事でしょう。かくいう私自身、結局この筆者が何を書
いていたのか即効で忘れてしまいました。ほんとに何も残らない。

SuperMnemonicさんのお怒りの矛先はむしろ、このようなちゃちな連載コラムにプロ
としての矜持など持ち合わせていない売文屋の駄文を掲載させて、何か文化の断面
を切り取ったかのごとく気取っているマスメディアそのものに向けられているように
も思いました。これだけは絶対に遣り過ごすことが出来ないという”義憤”のような
ものを強く感じました。

舌鋒鋭くもっと徹底的にやっちゃって下さいww
陰ながら応援してますよ。

あ、そうそう。HFTの件、エントリーさせてもらいましたので宜しくお願いしますね。

長々と失礼しました。
ではまた!

No title

というか、「嫌い」とも断じていないのがまさに「卑劣」なんですよ
「嫌い」とは言わずにその寸前でとどめて一般論のような立場で貶しているんですね。「嫌い」と断じてしまったら自分が矮小な好き嫌いでしか語れない三流論客だと告白することになってしまいますからw
この文章は、そういうライターのみみっちい性根もうかえる、いやらしい文章なんですよ

No title

全くもってその通りですね。自分の好き嫌いのみしか言ってないこの記事書いたやつ。
作品についてクソみたいな見識しかもってないくせにいっちょまえに批評なんかして、しかも新聞で!!先生のツイートみて思ってたこと代弁してもらえたみたいですっきりしてますw

No title

先生のおっしゃる通り!
「俺はけいおんが嫌いだ」この一言しか伝わってこない駄文ですね

No title

失礼しました。実は自分は攻撃的な文章のほうが得意なのでw
でもなるべくそういう不快な文章はブログでは書くまいとしていたんですが、さすがにこの記事にはキレてしまったので
というか以前から軽々しく評論家、批評家を気取る風潮があって、そのことに反感を持っていたこともあるんです。とうとうこんな駄文を書く人間が漫画評論家として新聞にかつぎだされる世相になってしまったのかと呆れます
だいたいこれ「けいおん!」でなくてもこの人が嫌いな作品にならみんなこの文章でオーケーな文章じゃないですか? そんな文章はその作品を扱った記事としては失格、ボツなんですよ。あくまで「その作品でなければ書けないこと」を書かなければいけない
自分がライターとして先輩に一番最初に教えられたのがそういうことでしたから
もうライティングの「いろはのい」が出来てない駄文だと思いますね
こういう文章は読者が断じて批判すべきだと思います

新聞記事読んで見ましたけど

つまんない文章でした、が率直な感想でしたw
いろいろ本に執筆してるみたいですが…
ディスってすらねえwって感じの中身のないコラム(笑)
まあ,ゆるゆるって内容なら私にも書けちゃいますね。愛情たっぷりにw
おっと、とーしろがこれ以上言うべきではないですね…
失礼しましたw
P.S.
先生の攻撃的な文章初めて見ました。
正直…いいぞもっとやれと思ってますw

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我も亦 知らぬなり


こういう管理人w

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